スノーボードセッティング!! – その2 –
ビンディング角度は滑るスタイルによって異なってくると思っていた。
カービングターンがしたいなら前振りスタンスだといった具合。
間違いではないが上級者以外にはかえって難しい。
そもそも初心者は板に乗れていないのだから…、
より簡単に板に乗れる方法があるならスタイルより優先すべきだ。
重心をどこに置くかを意識できるようになると、
スライドターンができるようになり一番楽しい時期がやってくる。
問題はここから、
重心移動はできても基本姿勢(ボード前後の真ん中に体重を乗せること)が見つからないこと。
斜度によっても変わるのでかなりの経験が必要になりなかなか上達できない。
そこで、
ダックスタンス(後ろ足のアングルをマイナス側にしてアヒルのようにガニ股にしたスタンス)。
ダックスタンスはボード前後の可動域が狭くなり、
自然と基本姿勢に近い姿勢で乗れる。
切れるターンができるようになるまでは、
前6〜15°、後−3〜−6°の設定でペストを探ってみる。
※セットバックが0cmなら、前6°、後−6°でまっすぐ立てば基本姿勢となる。